ToneProsから“TITAN” SERIES WITH KTSが発売された。本製品はいわゆるテューンOマティック・タイプのブリッジのNVR2T ModelとTP6T Modelのブリッジ・サドル部分にチタン製パーツを使用したものだ。
▲TP6T “TITAN” SERIES WITH KTS / TonePros Standard Tuneomatic (small posts, pre-notched saddles)
クローム TP6T-C 価格=17,050円(税込 / 税抜15,500円)
ブラック TP6T-B 価格=18,150円(税込 / 税抜16,500円)
ゴールド TP6T-G 価格=18,150円(税込 / 税抜16,500円)
ニッケル TP6T-N 価格=17,050円(税込 / 税抜15,500円)
▲NVR2T “TITAN” SERIES WITH KTS / TonePros AVR2 with Standard Nashville Post Tuneomatic
クローム NVR2T-C 価格=17,050円 (税込 / 税抜15,500円)
ブラック NVR2T-B 価格=18,150円(税込 / 税抜16,500円)
ゴールド NVR2T-G 価格=18,150円(税込 / 税抜16,500円)
ニッケル NVR2T-N 価格=17,050円(税込 / 税抜15,500円)
今回サドル部のチタン部分を制作したのは、日本のKTSだ。同社には以前から「ToneProsのブリッジ向けのサドル」の問い合わせがあり、懸案となっていた。しかし、既存のラインアップには、そのままジャストフィットするサドルが無かったため、サドルを若干加工し、機種を限定しての装着サービスを行ってきたという。今回のToneProsから“TITAN” SERIES WITH KTSでは、あらかじめサドルを専用化し、ToneProsから発売された。
さらに、ブリッジのスタイルもNVR2T Model(ABR-1スタイル)とTP6T Model(ナッシュビルスタイル)の2タイプ。さらに、ブラック、クローム、ニッケル、ゴールドの4つのカラーで発売されることとなった。
ギタータウンのコメント
あらためて、であるが、サドルについての基本的な知識を説明しよう。ボディ側で弦が触れているのはサドル部分だ。つまり、サドルの音への影響は大変大きい。そこに、硬い素材のチタンを採用するメリットは大きい。考えられる効果は、サステインの向上。ハーモニクス、音の分離性が優れるなどの音の効果。さらに耐食性(手汗などによる錆びの発生の抑止)も強い。ただし、音への影響が大きいため、好き嫌いはあるだろう。
といっても、ツーピースブリッジが主流のレスポールなどではチューンナップできる部分が少なく、ブリッジ交換は、低リスク/低価格なので手軽なリプレイスメントだ。もし、ツーピース・ブリッジ搭載のギターオーナーなら“TITAN” SERIES WITH KTSは試す価値がある選択肢だ。
【製品問い合わせ】
TonePros正規代理店 株式会社 Solid Bond
〒114-0014東京都北区田端2-7-28 Tel: 03-5832-9714
http://www.solidbondguitar.jp
TonePros Sound Labs International
1449 East “F” Street STE 101E #205
Oakdale, CA 95361 USA
https://tonepros.com/
有限会社 KTS ミュージカルプロダクツ
〒351-0014 埼玉県朝霞市膝折町2丁目17-16 Tel: 048-461-4681
http://www.k-t-s.com