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フェンダーからジョージ・ハリスン“Rocky”が発売

今年のウインターNAMMで発表され話題を呼んだフェンダーのジョージ・ハリスン“Rocky”がいよいよ発売される。

▲NAMM 2020での発表の模様

このギターの正式な名称は『LIMITED EDITION GEORGE HARRISON ROCKY STRATOCASTER』で、世界で100本限定、日本では下記の6店舗に限定入荷する。

▲Fender LIMITED EDITION GEORGE HARRISON ROCKY STRATOCASTER® MASTERBUILT BY PAUL WALLER

■価 格=2,480,000 円(税別)

■発売日:2020年12月予定

■日本での取り扱い店舗について
・FENDER SHOP in MIKI GAKKI AMERICAMURA
・イケベ楽器 ギターズステーション
・イシバシ楽器 渋谷店
・ギタープラネット エレキ本館
・クロサワ楽器 お茶ノ水駅前店
・山野楽器 ロックイン新宿 ギター&ドラム館
※製品の入荷状況は、直接店舗までお問い合わせください。

 

LIMITED EDITION GEORGE HARRISON ROCKY STRATOCASTERについて

このギターはカスタム・ショップのシニア・マスタービルダーのポール・ウォーラーが手がけたギターで。ピックアップにはアビゲイル・イバラがハンドワウンドした特別なピックアップを搭載している。

このギターの製作にあたりフェンダー社はジョージ・ハリスンの遺産管理団体である「ジョージ・ハリスン・エステート」とコラボレート。オリジナル・モデルと同一のレプリカを作成するため、ポール・ウォーラーが自らの手で実機をプロファイリングしたという。

そこで、

・ボディ
・珍しい非対称 C シェイプネック
・ピックアップ
・配線
・ジョージによるDIY ペイント

に至るまで、このギターの特徴を正確に測定したという。

今回はヘッドストックの裏に残された楽器店の「GRIMWOODS」 のデカールも再現している。また、経年変化の具合も再現されている。

ギターのスペックとしては、ヴィンテージ・スタイルの21フレット仕様、クローム・ハードウェア、6サドルのシンクロナイズド・トレモロ、ニトロ・セルロース・ラッカー・フィニッシュによる2ピース・セレクト・アルダー・ボディ、7.25インチ・ラジアス指板を装備した1960 Oval Cシェイプで、5Aのフレイム・メイプル・ネックなどの特徴を持っている。

▲バック全景

 

すでにフェンダーからはこのギターの製作シーンが動画としてアップされている。この動画には、ジョージ自らが語るRocky。ポール・ウォーラーによる実機のプロファイリング(ピックガードを外した様子やネックの木材)などの、歴史的なストラトの第一次情報。そして、今回のレプリカでの再現方法、レプリカの実際製作風景なども収録されている。

このギターのストーリーとその特徴の再現

ビートルズがデビューした60年代の初期のイギリスでは、フェンダーやギブソンのギターの入手が難しく、西ドイツのヘフナーやアメリカ製でもリッケンバッカーの方が出回っていた。ビートルズもフェンダーなどを手にし、音楽制作するのは1965年に発売されたアルバム『HELP』以降だ。

今回の“Rocky”は、元々はジョン・レノンとおそろいで購入されたという2本のストラトのうち1本。1961年製のソニックブルーのストラトキャスターで、シリアルナンバーは83840。ヘッド裏に楽器店のデカール「GRIMWOODS; THE MUSIC PEOPLE; MAIDSTONE AND WHITSTABLE」が残るギターだった。

▲ヘッド裏のデカールの再現

▲ボディ裏には元の塗装であるソニックブルーが残り、その上にサイケデリックなペイントを施している。

 

このギターは「TICKET TO RIDE」や「YOUʼRE GOING TO LOSE THAT GIRL.」のソロで使われ、さらにアルバム『RUBBER SOUL』では「NOWHERE MAN」のコードソロやアルバム『REVOLVER』などでも聴くことができる。

続いて、このギターが使われるのは1967年のアルバム『SGT. PEPPERʼS LONELY HEARTS CLUB BAND』製作の終盤からで、6月25日には「ALL YOU NEED IS LOVE」世界初の通信衛星テレビ中継に登場する。その時点で、すでにサイケデリックな蛍光色のペイントが施されており、このペイントはジョージによるDIYで塗装されたと言われている。同年にテレビ番組として制作された『MAGICAL MYSTERY TOUR』にも登場している。

 

その後、1969年12月までには、アッパーボディに“BEBOPALULA”、ピックガードに“GO CAT GO”、そして本機の愛称ともなった“ROCKY”とうい文字がヘッドストックに追加された。

▲“BEBOPALULA”と“GO CAT GO”

▲ヘッドロゴの“Rocky”の文字

 

このギターはビートルズ解散後のソロ活動初期にも使われている。元々、ジョージはバディ・ホリーに憧れており、その影響で、アメリカンミュージックを代表するストラトキャスターのサウンドは彼の念願だったのかもしれない。

《SPEC》

■Body:2 Piece Select Alder ■Finish:Nitrocellulose Lacquer ■Neck:5A Flame Maple with a 1960 Oval “C” Shape and 7.25” (184.1 mm) Radius ■Frets:21, Vintage ■Hardware:Chrome ■Bridge:6-Saddle Vintage-Style Synchronized Tremolo■Pickups:Abigail Ybarra Hand-Wound ‘60’s Strat ■Wiring:Vintage ■Controls:Master Volume, Tone 1. (Neck Pickup), Tone 2. (Middle Pickup)■Included:Deluxe Hardshell Case, Strap, Certificate of Authenticity


【製品問い合わせ】

フェンダーミュージック
TEL: 0120-1946-60
URL: http://fender.co.jp/

 

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