ボスから完全ワイアレスのヘッドホン型ベースアンプ『WAZA-AIR BASS』が2021年10月から発売される。
『WAZA-AIR BASS』(本体)
本体の他、トランスミッター「WL-T」が同梱されています。
▲BOSS WAZA-AIR BASS
価格=オープンプライス (2021年10月発売)
本製品は2019年に発売された「WAZA-AIR」の基本コンセプトを踏襲し、搭載されているアンプやエフェクトをベース用に最適化。リズム機能を追加したベーシスト専用モデルだ。
■ヘッドホンをするだけで、練習だけでなく、スタジオにいるような・・ライブしているような・・・極上の演奏体験ができる
2019年発売の「WAZA-AIR」では、独自の立体音響テクノロジーで、ステージやスタジオで演奏しているような臨場感が話題となった。今回の『WAZA-AIR BASS』では、対象をベースに特化することで、さらなるベースアンプ・サウンドを実現する。
ベーシストの場合、一般のアンプを使用した場合、快適な演奏を音が大きめ、振動も出やすい。自室などで快適な環境を得るのは難しい。また、ヘッドホンを使った場合、そもそも低音なので耳への負担が大きく、長時間の練習には向かない。ヘッドホンで快適なサウンドが得られる環境を構築するには、案外大げさなシステムが必要になることもある。
『WAZA-AIR BASS』では、独自の立体音響テクノロジーを駆使し、ヘッドホン・タイプでありながら自然な音の広がりと共鳴。さらに、楽器が鳴ることで生まれる「空気の動き」まで体感することができる。
また、内蔵のジャイロ・センサーによりプレイヤーの頭部の動きを感知し、その動きに合わせて音の響き方やアンプ・サウンドの定位が変化。あたかもスタジオにいるかのような演奏体験を楽しめる。また、自身のアンプ・サウンドと再生する楽曲を自分の背後に置く機能もある。これは、まるで自分がステージに居るかのような演奏体験ともなる。
(※写真は装着イメージ)
■10種のドラムパターン、32の拍子パターンのメトロノームも内蔵。
また、『WAZA-AIR BASS』は、豊富な内蔵リズムにより効率良く、楽しくリズム・トレーニングを行うことができる。これも簡易なものではなく、専用アプリ「BOSS TONE STUDIO」との連携で、10種類のアコースティック・ドラムのパターンや32のバリエーションの拍子を持つメトロノームから好みのタイプを選択して再生できる優れものだ。
■エフェクターもベースに特化。「完全ワイアレス」にこだわった仕様。
ヘッドホンを装着するだけで、演奏を楽しめることがウリの製品なので、シミュレーターも充実。ベースアンプは5つのタイプを搭載。エフェクトはコンプレッサー、オーバードライブ、EQ、タッチ・ワウなどベースに必須のエフェクターを網羅。さらに、モジュレーションや空間系、オクターブ、ベースシンセ、リングモジュレーターなどプラスアルファのエフェクターもある。これらは、専用アプリの「BOSS TONE STUDIO」(iOS/Android対応)からワイヤレスで音色のエディットができる。セットアップしたサウンドは6つまで本体メモリーに保存可能。『WAZA-AIR BASS』本体側面のボタンからすぐに呼び出すことができる。
つまり、個々が設定をカスタマイズすれば、後は『WAZA-AIR BASS』を使うだけで演奏に集中できる。「完全ワイアレス」のコンセプトに徹底してこだわった製品だ。
発売は10月から。ベーシストには発売が待ち遠しい製品だ。
●主な仕様
『WAZA-AIR BASS』(本体)質量:320g
「WL-T」(トランスミッター:同梱)
外形寸法:87(幅)×32(奥行)×36(高さ)mm
質量:43g
専用キャリングケース「CB-WZ-AIR」(別売:オープン価格)
本体、トランスミッター、USB充電ケーブルを収納可能なケース「CB-WZ-AIR」(別売:オープン価格)も用意。既に発売しているギター用の「WAZA-AIR」も収納可能。
●専用キャリングケース
本体、トランスミッター、USB充電ケーブルを収納可能なケース「CB-WZ-AIR」(別売:オープン価格)も用意。既に発売しているギター用の「WAZA-AIR」も収納可能。