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Morleyからオールアナログ仕様マルチ・エフェクト・ペダル AFX-1発売

半世紀以上の歴史を誇る米国のエフェクター・ブランドのMorleyから、同社の歴史を辿るようなオールアナログ仕様マルチ・エフェクト・ペダルAnalog Multi FX AFX-1が発売された。これは内蔵されているワウ、ディストーション、コーラス、エコーのいずれもがアナログ方式で、シンプルな直列配列。そこにエフェクト・ループを装備している。

▲Morley Analog Multi FX AFX-1
価格=オープン

■ワウ・セクション
数多くの人気ミュージシャンが愛用してきたのが、Morleyのワウだ。これは“踏むだけでアクティブになり、離すとバイパスになる”スイッチレス・ワウだ。一般的にワウのオン/オフは強く踏み込むことでオン/オフするのとは一線を画している。これによりワウのスタートがペダルの角度に依存しない。また、オプティカル回路を搭載しているので、物理的にノブを動かす方式とは異なるスムースな動きも特徴となっている。プレイヤーのエモーショナルなプレイにしっかりと追随する。

■ディストーション
ディストーション部はダイアモンド・ディストーションと名付けられており、Morleyの1990年代のモデルを基にしている。2チャンネルの回路を内蔵し、通常のディストーションに加え、ハイゲインのチャンネルを持つ。また、コントロールも3バンドのEQに加え、プリ、ポスト、ハイゲインのゲイン・コントロールと幅広い。

※エフェクト・ループはディストーションとコーラスの間にインサートできる。

■コーラス
クリスタル・コーラスと名付けられた1980年代風のアナログ・コーラス。シンプルなコントロールながら、アナログ特有の図太いサウンド、また、ステレオコーラスなので幅広さを感じる効果も得られる。

■エコー
エメラルド・エコーと名付けられたアナログ・エコー。これは1970年代のモデルを基にしているため、重厚で、ウォームなサウンドが特徴。当然ではあるが、この音でステレオになっていると、効果はより印象的になる。現代のデジタル式エコーとは全く異なるサウンドで、今の音楽シーンでは貴重なサウンドだ。

エフェクターを直列に配置したシンプルさではあるが、マルチ化に伴い、バッファー回路を装備し、信号のロスを防止している。専用のアダプターを装備などマルチにしたメリットもある。さらに、1970年代のMorleyオリジナルのクローム仕様のペダルを彷彿させる堅牢なステンレス・スチールの筐体も魅力的だ。

 

価格はオープンプライスながら、実勢価格は59,400円(税込 / 税別54,000円)程度。2023年1月27日発売。


【製品問い合わせURL】
https://hookup.co.jp/products/morley/afx1
問い合わせ先
株式会社フックアップ
TEL: 03-6240-1213
Web: http://www.hookup.co.jp
e-mail: info@hookup.co.jp

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