GrassRootsから初音ミクのシグネチュア・アコースティック「G-AC-Miku」を発表された。本品の発売は10月22日。
▲初音ミク Signature Model
G-AC-Miku 価格=59,400円(税込)
G-AC-Mikuは超薄型のアコースティック・ギター。ESP / GrassRootsのオリジナル・デザイン・エレクトリック・ギターのSTREAMシェイプ。その一方で、超薄型アコースティック・ギターG-ACの技術を合体している。カラーリングなどはこれまでの初音ミクのシグネチュアを踏襲している。
ボディはSTREAMシェイプ(エレクトリック・モデル)のサイズを97%に小型化。マホガニー材をくり抜いたボディに、スプルース合板を使用。当然だが、音響(的な意味でのアコースティック)を司るトップのブレイシングを開発し、サウンドにもこだわっている。また、サウンドホールは三角形のピック型で、ボディのカラーともフィットするデザインだ。
薄型のボディなので、音量は控えめ。つまり、自宅で演奏するのに最適な音量といえる。
ネックはマホガニー材、指板はローズウッド材で、ボティ部分とはセットネック方式でジョイントしている。スケールはやや短い610mmスケールで、フレット数は24フレット。アコースティック・ギターなので使用する弦は、ブロンズ弦だ。ブリッジ部分はG-ACと同様で、ローズウッド材を使ったブリッジだ。指板のインレイはG-STREAM-Miku同様の幾何学模様のインレイを採用。重量は2キロ弱と軽い。
《ギタータウンのコメント》
昨年、ESPから初音ミクのシグネチュア・ギターたち。GrassRoots版エレクトリックなどを経て、今回、アコースティック・ギターが登場した。これらには全て共通するものがある。それは初音ミクへの愛情だ。というのも、「ファンならこうしたいよね?」というデザインを製品に出来る限り盛り込んでいる。今回も、この価格では普通出来ないような、新設計のボディシェイプを用意し、インレイも先行機にならっている。さらにグラフィック色分けも59,400円(税込)では考えられないデザインと工程を経ている。単に「キャラクター商品だから売れる」のではなく、製造元が「キャラクターをよく理解しているから売れる」のだと思う。製品を見る限り、初音ミクへの愛情は過剰では?とも思うが、この愛情はESPのアーチスト・モデル全般に共通している。
《SPEC》
■BODY : Mahogany (Thickness 50mm)
■NECK : Mahogany
■FINGERBOARD : Rosewood
■RADIUS : 305R
■SCALE : 610mm
■NUT : Duracon (42mm)
■FRET : J, 24frets
■INLAY : (Top)Geometric, (Side)Dot
■CONSTRUCTION : Set-neck
■TUNER : Rotomatic Type
■BRIDGE : Rosewood
■COLOR : Miku Blue