イギリスのヨークシャーを拠点とするアコースティック・シンガー/ソングライターJon Gomm(ジョン=ゴン)のシグネチャー・モデルが登場した。
JGM10-BSN 価格=495,000円(税込 / 専用ハードシェル・ケース付属)
■左右非対称ボディ形状
左右非対称のボディ形状はジョン・ゴンのアイデアによる形状だ。形状としては、ネックポケット側がやや小さくなっており、これはタッピング時に高音弦側のボディ・サイドへのしやすくするもの。さらに、なだらかで大きな形状のカッタウエイは、ボディを叩く際の面積を確保するための工夫だという。
■“Low-end”(低音域)サウンドを重要視した設計
JGM10-BSNはアイバニーズのアコの中で最も大型のボディとなっている。これは低音を重視した設計による。さらに、プレーシングはサーモエイジド材を使ったモディファイドXMブレーシング・パターンを採用。これも中高音域を抑え、低音を重視した設計による。
また、出荷時のチューニングに「1D,2A,3G,4D,5G,6C」を前提として出荷される。
■JGM10専用サウンド・システム
3つのマイクを擁する2つのピックアップを搭載。
サウンドホール部にはFishmanのRare Earth Mic Blend Active Sound holeピックアップ。
ブリッジ下には、Fishman製TAPピックアップを搭載している。
レアアースはネオジム・マグネットを使ったハムバッキングP.U.と単一指向性のコンデンサ・マイクを装備した定番的なピックアップだ。これに加えて、タップ奏法のみを目的にしたTAPピックアップをブリッジに搭載している。
その他の主な特徴は
・サーモ・エイジド加工のシトカ・スプルース材単板トップ
・指板サイドのポジション・マークは蓄光式
・ステンレス・スチール・フレット
・マカッサル・エボニー・ボディ・バインディング(ラウンド加工)
・牛骨ナット&サドル(サドルはJGM用に最適化加工)
・ファイバーグラス製の専用ハードシェル・ケース(FRS900JA)付属
など、最新の技術を積極的に導入している。
受注生産品で2021年6月11日から受注開始で、出荷までは受注後6か月を要するとのことだ。
《SPEC》
■Body Shape : Asymmetrical Jumbo body
■Top : Thermo AgedTM Solid Sitka Spruce top
■Back & Sides : Solid Pau Ferro back & sides
■Bracing : Thermo AgedTM Spruce Modified X-M Bracing
■Neck : JGM African Mahogany/Pau Ferro 5pc neck (satin finish)
■Fretboard : Macassar Ebony Fretboard w/Luminlay side dots
■Bridge : Macassar Ebony top loading Bridge
■Sound hole Rosette : Specially Designed Wooden Rosette
■Body Binding : Macassar Ebony body binding with rounded body edge
■Tuning Machin : Chrome Die-cast tuners(18:1 gear ratio)
■Fret : Jumbo Stainless Steel Fret
■Nut : Material Bone
■Saddle Material : Compensated Bone Saddle
■String spacing : 11.4mm
■Pickup : Fishman® Rare Earth Mic Blend Active Sound hole, Tap *1
■Preamp : Fishman® Power Tap Earth Blend preamp (2xSR44駆動 *1)
■Strings : D'Addario® XTAPB1256
■Strings Gauge : .012/.016/.025/.035/.045/.056
■Output Jack : Dual Outputs (2 endpin jacks - 1 stereo/mono output capability built in
(with strap button) - 1 mono flush mount)
■Tuning : 1D,2A,3G,4D,5G,6C
【製品詳細】
https://www.ibanez.com/jp/