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KING SNAKEからアルミ製とブラス製の一体成型ブリッジが登場

フルアコなどで独自の仕様を用いたギターブランドKING SNAKE(キングスネーク)からギター用ブリッジ2種が発売された。これはともに同じ形状でアルミ素材とブラス素材で作られた一体成型ブリッジだ。

ブリッジとテイルピースが分離したTune-Oタイプのブリッジは、フル・アコースティックだけでなく、セミ・アコースティック・ギターでも使われる。このブリッジはサドルが可動するタイプと固定式のものがある。それらは一長一短だ。可動式の場合、オクターブ・チューニングを厳格に調整できる反面、構成するパーツが多く、サウンドに不満を感じる人もいる。固定式は、主に木製でオーソドックスなジャズに向けのサウンドとサステインであるが、木製のため、オクターブ・チューニングでは不満が残る。

今回のAlumium Bridge SaddleとBrass Bridge Saddleは、固定式のブリッジながら、各弦を標準的な調整位置で固定し、素材にアルミニウムとブラスにした一体成型となっている。製品としては「固定式のブリッジながら、金属の一体成型によるサステインとサウンドに新風をもたらす」という位置付けだ。

KING SNAKE Alumium Bridge Saddle (写真奥)
価格=オープン
(実勢価格13,200円(税込))

アルミニウム材を使った一体成型のブリッジだ。素材のアルミニウムにはA6061を使用している。アルミの中でも非常に高額な素材で、硬度的には固すぎないことが特徴で、サウンドもアルミながら柔らかめだ。現在、木製ブリッジを使っているギターでサウンドが固いと感じる人がマイルドにしたい時に有用だろう。
重量 : 19g / Rudius : 12”(305R)

KING SNAKE Brass Bridge Saddle (写真手前)
価格=オープン
(実勢価格16,500円(税込))

ブラス素材を使った一体成型のブリッジだ。特にアンプにプラグインした際にブラス素材特有の長めのサステインと適度なブライト感が特徴となっている。重量はやや重めで、ブラス特有の金属らしい質感というルックス的なメリットもある。
重量 : 58g / Rudius : 12”(305R)

いずれも“3弦プレーン弦セット”でのオクターブ・ピッチ調整で製作されているため、“3弦ラウンド弦”での使用は非推奨とされている。


【製品問い合わせURL】
https://www.taurus-corpo.com/kingsnake-parts

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