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極上のフレイムメイプルを使ったESP FRX-CTM FM

ESPからFRX-CTM FMが発売された。FRXは立体的な造形のボディ・シェイプとして知られるが、今回発売されたのはフレイムメイプル材をボディ・トップに使用したゴージャスなFRXだ。

ESP FRX-CTM FM 価格=770,000円(税込 / 税別700,000円)


▲Black Cherry Sunburst

▲See Thru Black Sunburst

▲Reindeer Blue

FRXは90年代に発売されたFORESTのアウトラインを継承し、ボディに立体的造形を加えたモデルだ。演奏性にも磨きをかけて、2013年に登場した。ボディの立体的造形はソリッドカラーでも陰影が眼を惹くが、杢目が素晴らしい材では杢目の美しさが加わる。

杢目には好みがあるのは確かだ。中でもフレイムメイプルはシンプルな直線の杢目で銘木の代表だ。しかし、極上のフレイムメイプルは珍しく、高価だ。他のギター用を含めて、ESPが大量の銘木を購入した上で、このFRX-CTM FMにふさわしいフレイムメイプルだけを厳選している。こうしないと入手自体ができないのだ。内容を考えると77万円(税込)は高額の価格帯だが、決して高い価格設定ではないし、入手できるチャンス自体が少ない。

ボディはトップ材がフレイムメイプル、バック材はマホガニーだ。この木材構成は高音域も低音域もデッドポイントなしに出せる。その反面、重くなりがちだ。そのため、外周部を大胆にカットし、中央部を肉厚に残すデザインをしている。一番厚みがあるブリッジ付近で約52mmの厚さを確保している。これにより、良好なサウンドを残し、軽量化。演奏のしやすさも確保している。FRXは単にデザインを優先したギターだはない。

ネック材は剛性の高いハードメイプルを3Pで使用。指板には漆黒のエボニー材が使われている。ジョイントはセットネック方式で、ジョイント部分も演奏性と美しさを両立する形状にシェイプアップしている。

ピックアップにはセイモアダンカンのSENTIENT-6(ネック側)とPEGASUS-6 TB(ブリッジ側)を使い、ボディにダイレクトマウントしている。また、トーン・ノブを引き上げる事でコイル・スプリット・モードになる。

チューナーは素早い弦交換が可能なロック式のGOTOH MG-Tシステムを採用。ブリッジはロック式トレモロの代表格であるフロイドローズを搭載している。

《Spec》

■BODY : (Top)Flamed Maple, (Back)Mahogany (Total Thickness 52mm)
■NECK : Hard Maple 3P
■GRIP SHAPE : Slim U
■FINGERBOARD : Ebony
■RADIUS : 305R
■SCALE : 648mm
■NUT : Lock Nut(42mm/R2)
■INLAY : (Top)Offset MOP Dot, (Side)Luminlay SG-20
■FRET : JESCAR FW55090-NS, 24frets
■CONSTRUCTION : Set-thru
■TUNER : GOTOH SG360-07 MG-T
■BRIDGE : Floyd Rose
■PICKUPS :
(Neck)Seymour Duncan SENTIENT-6,
(Bridge)Seymour Duncan PEGASUS-6 TB
■PARTS COLOR : Black
■CONTROLS : Master Volume, Master Tone(w/Coil Sprit SW), Toggle PU Selector
■SET STRINGS : .009-.042


【製品問い合わせURL】
https://espguitars.co.jp/productinfo/33679/

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