ブラックスターからペダルタイプのアンプDept. 10 AMPED 3が発売される(日本での発売日は2023年4月8日)。
それまでのAMPED 2がアンプ+エフェクターというマルチパーパス性を重視したモデルだったのに対し、AMPED 3では、アンプ機能を重視し、3チャンネル・アンプ、100W出力といったアンプ本来の機能を重視し、そこにインターフェイスやPCなどとの連携といった多機能さを付加したモデルとなっている。
▲Blackstar Dept. 10 AMPED 3
価格=100,100円(税込)
Dept.10 AMPED 3 は、6つのボイシングと3つのプログラマブル・チャンネル、そしてリバーヴを備えた100Wのハイゲインのペダル型アンプだ。6つのボイシングは「Clean Warm」, 「Clean Bright」, 「Crunch」, 「Super Crunch」, 「OD1」 「OD2」で、真空管のタイプは「EL84」「EL34」「6L6」となっている。
チャンネルはボリューム、ゲイン、マスターの3つのボリュームを持つ3チャンネルだ。一般的に3チャンネルアンプは超ハイゲインがクローズアップされがちだが、対応の幅の広さがメリット。実際にはクリーンやクランチでも上質なサウンドを提供する。サウンドメイクではボリュームのブースト(プリ/ポスト)やプレゼンスなどを装備。3つのトーンとISF、リバーブなどでオールラウンドに音が作れる。
アンプとしての最大出力は100Wだが、パワー・リダクション機能があり、100W/20W/1Wと出力を制御できる。特に1Wにリダクションして、自室で音を作り、その音をクラブギグなどでは20W、ホールなどでは100Wにするなどの使い方にも対応。可搬性に優れており、従来の重たいアンプヘッドとは全く異なる使い方ができる。
キャビネットへの出力だけでなく、ダイレクトインプット(DI)、従来のギターアンプへの接続にも対応。ユーザープログラムができるプリセットを装備している。
他に、レコーディング用インターフェイスとしてUSBオーディオ出力、ライブ用インターフェースとしてTRS ステレオ・ラインアウトとXLRモノラルDIも装備。ライブはもちろんのこと、スタジオでのレコーディングやDAWでの使用にも対応する。
また、最新のブラックスター製品に搭載されているシミュレーター・テクノロジー「Cab Rig」や「Architect」といったソフトウェアにも対応しているので、PCと連携した機能も充実している。
《Spec》
■Power : 100W
■Effects : Reverb
■Channel Voices : Clean Warm, Clean Bright, Crunch, Super Crunch, OD1 & OD2.EQ Bass, Middle, Treble, ISF & Presence.
■Power Reduction : 100W, 20W, 1W
■Response : 6L6, EL34, EL84
■Reverb : Dark, Light
■Reverb Freeze effect : Y
■Cab Rig DSP : Y
■USB Audio : Y
■XLR Cab Rig Output : Y
■Effects Loop : Y (series or parallel selectable in Architect)
■MIDI Control : Y
■Speaker Outputs : 8 Ohm, 16 Ohm
■9V DC Output : 2 (maximum combined current 500mA)
■Voltage : 100V to 240V ~ 50/60Hz
■Dimensions (mm) : W 288mm x D 149mm x H 80mm
■Weight (Kg) : 1.98
【製品問い合わせURL】
Blackstarウェブサイト https://jp.blackstaramps.com/ja/