練習からパフォーマンスまで1台でこなせる魅惑のアンプVOX MINI GO シリーズ

VOXから、MINI GOシリーズの発売が2021年3月に予定されている。このシリーズはサイズと機能が異なる3機種。3W、10W、50Wがあり、出力が同程度のアンプと比べて、軽く、コンパクトなサイズ。そして多機能だ。

基本性能

Cambridge50アンプの基本性能を受け継いだアンプ・モデリングと8種類のエフェクター

MINI GO シリーズはVOX Cambridge50アンプの基本性能を受け継いでいる。というのもモデリング部分で「VET」を搭載しているからだ。これにより、英国ロックを支えたVOX AC30の他、80年代のスタック・アンプ、ブティック・アンプなどのシミュレート。また、電子楽器を入力するライン。さらに新機能としてVOCODERも加わった。

▲MINI GO 10

エフェクターもコーラス、フェイザー、オクターブ、ディレイ/リバーブ・タイプと合計8種類を内蔵している。これらはMINI GOのために用意された現代的サウンドだ。

▲MINI GO 10

リズムマシン機能とルーパー機能

MINI GO シリーズは自宅の練習や小規模なライブ・パフォーマンスを視野に入れたアンプのため、リズムマシンも搭載。練習時のメトロノーム的な使い方だけでなく、全33種類のリズムパターンの中から、好きなものを選び、テンポと音量を切り替えられる。

ルーパー機能も装備(MINI GO 10 / MINI GO 50)しており、ギターやボーカルなどの音を録音/再生しながら、オーバーダビングするパフォーマンスもできる。本機でのルーパーはリズムマシンと同時使用時の機能として、リズム・パターンを再生しながら、ルーパーで録音すると、録音の停止時にループの長さを小節の長さに合わせてくれる「クオンタイズ機能」を装備。また、 ループ再生時にリズム・パターンも再生する場合、ループの長さに合わせてリズムのテンポを自動に設定してくれる。

豊富な入出力とVOCORDER機能

入出力はギター入力の他に、音量、ディレイ/リバーブを調整できるマイク入力、ミュージック・プレイヤーを接続できるAux in端子も装備。自宅でのプレイの楽しみの他、ライブでのパフォーマンスにも最適だ。
なお、VOCORDER機能はこの入力を使用し、ギターを弾きながら、マイクに向かって歌ったり、喋ったりするするとトーキング・モジュレーション効果となる機能だ。
出力面ではPhones端子にキャビネット・シミュレーターを内蔵。これはヘッドホンでの練習の他、レコーディングでも使える機能だ。

ライブパフォーマンスに向けた機能

モバイル・バッテリー対応、ストリート・パフォーマンスにも最適。
VOX MINI GO シリーズは、付属のAC アダプターだけでなく、市販のモバイル・バッテリーが使える2Way電源仕様。AC電源が確保できない野外での使用も想定している。

VFS3 フット・スイッチ(別売り/10と50が対応)で、さらに高機能に
・リズムのオン/オフ、バリエーション選択、テンポ設定など
・エフェクトのオン/オフ、ディレイ/リバーブのタイム
・ルーパーの録音/再生/オーバーダブなどのコントロール
・プログラムの切り替え(MINI GO 50)
などに対応する。

VOX MINI GO 3 / 基本性能重視の小型アンプ

VOX MINI GO 3
価格=未定(2021年3月発売予定)

出力3W、5インチ・スピーカーを搭載。シミュレートなどの基本機能をカバーし、小型で高音質を追及。リズム・マシンを搭載。自宅での練習やひとりで演奏を楽しむ他、気軽に持ち運んでギターを楽しむのに最適。

VOX MINI GO 10 / パフォーマンスが楽しいリーズナブル・モデル

VOX MINI GO 10
価格=未定(2021年3月発売予定)

出力10W、6.5インチ・スピーカーを搭載、アンプの出力をFULL、1/10、1/100 の3段階で調整できる。ルーパー機能を搭載。エフェクトやリズム・マシン機能との併用でソロ・パフォーマンスにも対応している。

VOX MINI GO 50 / 本格パフォーマンスも可能。フラッグシップ機。

VOX MINI GO 50
価格=未定(2021年3月発売予定)

出力50W、8インチ・スピーカーを搭載、アンプの出力をFULL、1/10、1/100 の3段階で調整できる。ルーパー機能を搭載。また、アンプとエフェクトの設定をプログラムとして記憶できる。ライブ演奏やルーパー機能をガッツリ使うパフォーマーに最適。

【製品URL】
https://voxamps.com/ja/series/minigo-ja/