ギブソンからKISSのジーン・シモンズとジョイント・ベンチャーの「G² 」(ジー・スクエア)を設立したというニュースが発表された。
"どんな楽器を手にするかで生死が決まると言ってもいい。
(KISSの様にステージで)舌を出すことは何度でもできるが、肝心なことは本当に良いサウンドを届けることだ。"
--ジーン・シモンズ
G²とは、「GENEからGIBSONへ」という主旨で、両者の名前の頭文字を使用したもの。今後、ギブソン・ブランズの「ギブソン」、「エピフォン」、「クレーマー」のギター・ブランドからエレクトリック・ギターとベースの新しいモデル/シリーズを発表。様々なオンラインやSNSプラットフォームを使い、世界中のファンに向けてエンターテイメント・コンテンツを発信するという。
このコラボレーションでは、G²として、新たに「G² Thunderbird Bass」を今年後半にリリースする予定だ。このベースはドバイで行われたKISSの2020年大晦日のコンサートで、シモンズと共にステージに登場している。これに続き、G²ではFlying V BassとFlying V Guitarのリリースも計画している(具体的な時期は未定)。
G² Thunderbird Bass
具体的な仕様や価格帯は公表されていないが、写真を見る限り、
・セットネック
・ヘッドには「ギブソン」。ピックガードには「G²」ロゴ
・ボディカラーはエボニー、シルバーとブラッド・レッドをアクセントカラー
にしている。
また、米国中部標準時間1/18 AM10時(日本時間1/19 AM1時)には、昨年末からコンテンツが急速に整備されている
Gibson TV
( https://www.youtube.com/user/GibsonGuitarCorp )
でギブソン・ブランズのブランド・エクスペリエンスのディレクター、マーク・アグネシ氏によるジーン・シモンズのインタビューがオンエアされる。
Rehearsing for the show in Dubai. pic.twitter.com/s25FfbUwiY
— Gene Simmons (@genesimmons) December 29, 2020
未確認情報ばかりだが、ジーン・シモンズはKISSのベーシストというミュージシャンであると同時に企業家でもある。単なるシグネチャーモデルには収まらないG²の展開は今後も要注目だ。