VOX Bobcat V90/S66 にビグスビー・ヴィブラート・テイル・ピース搭載モデルが登場した
Bobcat S66 with Bigsby SEMI-HOLLOW ELECTRIC GUITARS
▲(サファイア・ブルー)
▲(ジェット・ブラック)
Bobcat V90 with Bigsby SEMI-HOLLOW ELECTRIC GUITARS
▲(サファイア・ブルー)
▲(ジェット・ブラック)
今年1月のNAMM2020で発表され、春に日本でも発売されたVOXのBobcat S66とV90にビグスビー・ヴィブラート・テイルピース付きモデルが登場した。
今年初めに発売されたBobcat S66とV90はテイルピースがブランコ型のハードテイル・スタイル。特にS66はセミ・ホロー・ボディながら3シングルという珍しい仕様で話題を呼んだ。また、60年代にはイギリスを含むヨーロッパで多く使われたギターブランドとしてのVOXのイメージを踏襲ルックス。どこかレトロなアレンジがされていた。
今回発売されるBobcat S66 with BigsbyとBobcat V90 with Bigsbyはレトロから一転して、精悍なフォルムを打ちだしている。まず、ビグスビーB70(サファイア・ブルー) /B700(ブラック: ジェット・ブラック)トレモロ・ユニット搭載している点。特にジェット・ブラック・カラーはビグスビーのパーツだけでなく、ペグもブラックにマッチングされた。それに加え、今回発売のモデルはブリッジ、コントロール類、ピックアップ・カバーやピックガードもブラックとなった。無印のS66/V90はいずれもホワイトだったので、どちらかと言うとポップな印象があったが、それらの変更で精悍なルックスが強調されたのだろう。
本モデルはそもそもES-335などとは違い、合板のメイプルの内部をくり抜いたホロー構造。そして、スプルースの小さめなセンター・ブロックを使用している。そのため、エアー感がありつつ、爆音で使用してもハウリングに強い。また、60年代と違いセットネックやオープンバックのグローバー・チューナーをはじめとする現代の音楽シーンに通用する基本性能を持っている。特にジェット・ブラックはラウドミュージック、トップとザックがやや豪華なサファイアはエレガントなジャズ、フュージョン、ポップスに、と性格を変えたようだ(参考までに今回は赤系のモデルの発売がない)。
味付けをひと味もふた味も変えたBobcatは要チェックだ。
▲S66 with Bigsby ジェット・ブラック
▲V90 with Bigsby サファイア・ブルー
▲V90 with Bigsby ジェット・ブラック
▲ボディ色により、チューナーのカラーが異なる。
▲バック
《SPEC》
■ボディ:メイプル合板 ■センター・ブロック:スプルース ■ネック:マホガニー ■指板:インドネシアン・エボニー ■スケール:635 mm ■ナット幅:43 mm ■ペグ:グローバー製 オープンギヤ・タイプ ■ピックアップ:「S66=VOX S66 シングルコイル・ピックアップ×3 」「V90=VOX V90 ソープ・バー・ピックアップ ×2」■コントロール:「S66=VOLUME ×3、TONE ×1」「V90=VOLUME ×2、TONE ×2」 ■テールピース:サファイア・ブルー=Bigsby B70 Vibrato、ジェット・ブラック=Bigsby B700 Vibrato Black ■外形寸法(W×D×H):416 mm×94 mm×1069 mm ■質量:約3.5 kg ■付属品:ハードケース、ネック調整用レンチ
* すべての商品名または規格名は関係各社の商標または登録商標です。
【製品URL】
VOX Bobcat S66 with Bigsby SEMI-HOLLOW ELECTRIC GUITARS
https://voxamps.com/ja/product/bobcat-s66-with-bigsby/
VOX Bobcat V90 with Bigsby SEMI-HOLLOW ELECTRIC GUITARS
https://voxamps.com/ja/product/bobcat-v90-with-bigsby/