様々なブランドを展開するギターメーカーのESP。中でもフラッグシップのブランドである『ESP』ではギター開発/製作のノウハウと最高級の素材を組み合わせた製品ばかりで構成されている。今回発売されたSNAPPER-CTM-FMは22フレット仕様のスナッパーに極上のフレイム・メイプルをトップ材に使用、いずれも美しい5色の塗装を施したスナッパーの最上級機だ。
ESPを代表するハイエンド・ギター SNAPPER-CTM-FM
ESP SNAPPER-CTM-FM 価格=540,000円(税別)
▲Black Cherry
▲Marine Blue
▲See Thru Black
▲Indigo Purple
▲Tiger Eye Sunburst
SNAPPER-CTM-FMの基本スペック
《ボディ》
ボディはスワンプ・アッシュを使用。トップには希少なフレイム・メイプルをラミネート。トップのひじが当たる部分はドロップ・トップ加工により、トップをベンドしてラミネイトしている。
《ネック》
ネックは木材にハード・メイプルを使用。ヘッドには僅かな角度が付けらているCTシステムを採用している。指板も同じくハード・メイプル。フレットは硬さ/耐久性とサウンドで評判が高いJESCAR製を使用している。
《ジョイント》
ネック・ジョイントはボルトオン。ボディとのジョイント部はT-5 Ultimate Accessネックセット・プレートとBHカットで、ジョイント部の高い剛性とハイ・ポジションでのプレイアビリティを向上させている。
《ピックアップ/エレクトロニクス》
ピックアップはブリッジ・ポジションにSeymour DuncanのTB-16 ’59/Custom Hybridハムバッカー。ミドルとネックポジションにはスタック・シングルコイルのSTK-S7 Vintage Hot Stack® Plusを搭載。スナッパーの特徴でもあるミックス・バリエーション・スイッチで多彩なサウンド・メイキングが可能だ。
《ハードウェア》
ブリッジにはESPが開発したフリッカーIIIを搭載。可動部にヒンジ構造を持ち滑らかな動作で定評があるトレモロ・システム。チューニング・ペグにはGOTOHのトラディショナル・タイプのロック式ペグのMG-Tを採用。
フラッグシップとなるブランドの、さらに、最上級機種だけあって、価格(54万円)は決して安くない価格だ。しかし、ギターとしての性能、選別された木材、美しさなどはランクに恥じる部分が一切ない。日本を代表するコンテンポラリー/ハイエンド・ギターといえるだろう。
《SPEC》
■BODY: (Top) Flamed Maple w/Natural Binding, (Back) Swamp Ash (Total Thickness 45mm) ■NECK: Hard Maple (CT System Head) ■GRIP SHAPE: Slim U ■FINGERBOARD: Hard Maple ■RADIUS :Compound (240-305R) ■SCALE: 648mm ■NUT: Unbleached Bone (42mm) ■FRET: JESCAR FW55090-NS, 22frets ■INLAY: Abalone Dot ■JOINT: Bolt-on (T-5 Ultimate Access) ■TUNER: GOTOH SG360-07 MG-T ■BRIDGE: ESP FLICKER-III w/Tremolo Tone Spring Type2 x5 ■PICKUPS: (Neck) Seymour Duncan STK-S7, (Middle) Seymour Duncan STK-S7, (Bridge) Seymour Duncan TB-16 ■PARTS COLOR : Chrome ■CONTROLS: Master Volume, Master Tone (CAP. Select SW), 5-Way Lever PU Selector, Mix Variation Switch ■SET STRING:.010-.046 (Elixir®)
↓下記はESPのデモンストレーターも務める五陸 守のインタビュー記事。記事では“いかにスナッパーが優れたギターか?”を熱く語っている。
是非併せてご覧いただきたい。
【製品問い合わせURL】
https://espguitars.co.jp/product/16914/