1980年代中期にESPにラインナップされていたESP HYBRID。このギターはSTタイプとTEタイプを融合させたようなモデルだった。その後、90年代にダブルカッタウエイにモデルチェンジし、20世紀末まで生産されていた。そのHYBRIDが、今回EDWARDSブランドからE-HD2として発売される。このモデルは2020年代の現代的な仕様にリファインされている。
EDWARDS E-HD2
価格=148,500円(税込)
▲Black
▲Lake Placid Blue
▲Champagne Green
ボディ材はアルダー、ネック材はハード・メイプルで、指板もハード・メイプルだ。ボディのシェイプが独特。これはトップコンター加工がなく、ボディエンドが平らというアウトラインだ。これらはTEモデルを思わせるが、ネックホーンとネックポケットがほぼ対称。特にホーンはストラップ・ピン位置がネック側(16フレット付近)に寄ることで、立位で演奏時の重量バランスが良くなる。また、ネックのジョイントはオリジナル性があり、ネックの両サイドに膨らみがある。サウンドへの影響が大きい部分なので、このモデルの個性と言える。
ピックアップにはネック側が Seymour Duncan SP90-1n, ブリッジ側にSeymour Duncan STL-1という組み合わせ。ブリッジ・サドルにはGOTOH BS-TC1を採用している。これはトラディショナルな3Wayブリッジの独特なサウンドを持ちながらも、精度的な甘さを改善したサドルだ。ボリュームとトーンはそれぞれ1つ。P.U.セレクターはネックポケットの近くにある。トラディショナルなTEタイプをイメージしながらも、各部を現代化。特にボリュームが演奏時の右手付近にあるのがメリットとなるプレイヤーもいるだろう。
左右対称のボディ・シェイプに目が行きがちだが、これまでTEタイプを愛用してきたギタリストなどには、デザインだけでなく、プレイアビリティなどの面で一考する価値がありそうだ。
《SPEC》
■BODY : Alder
■NECK : Hard Maple
■FINGERBOARD : Hard Maple, 22Frets
■RADIUS : 305R
■SCALE : 648mm
■NUT : Bone (42mm)
■CONSTRUCTION : Bolt-on (4-bolt)
■TUNER : GOTOH SD91-05M
■BRIDGE : GOTOH BS-TC1 w/String-thru-body
■PICKUPS : (Neck) Seymour Duncan SP90-1n, (Bridge) Seymour Duncan STL-1
■PARTS COLOR : Chrome
■CONTROLS : Master Volume(w/ Hi-pass Cap.), Master Tone, 3 WAY Lever PU Selector